WHOが3/11にパンデミック宣言をいたしましたが、「パンデミックって何?」と思われる方におすすめなのが、ボードゲーム「パンデミック:新たなる試練(Pandemic)」です!!
ボードゲームを通していかにパンデミックが阻止しにくいものかを遊びながら学ぶことができます。
自粛中におすすめなボードゲームです。
Contents
ボードゲーム「パンデミック:新たなる試練」とは
ボードゲーム「パンデミック:新たなる試練」とは、プレイヤーの中で勝利者を決めるのゲームではなく、
プレイヤー全員でパンデミックを阻止できたら勝利!という協力型ボードゲームです。
パンデミックって何?
そもそも「パンデミックって何?」と疑問に思われるかもしれませんが、
パンデミックとは、伝染病や感染症が世界中に流行することです。
2020年3月11日に新コロナウイルス感染症(COVID-19)がパンデミック(世界的な大流行)している、とWHOが宣言しました。
パンデミック:新たなる試練のおすすめポイント
ボードゲーム「パンデミック:新たなる試練」のおすすめなところは、
- 協力ゲームなので、負けず嫌いの人が1人だけ負けて不機嫌になることがない。
- 世界地図をベースにゲームを行うので、各国や都市がどこにあるのかを知ることができる。
- パンデミックがいかに阻止しにくいものかをゲームを通して学ぶことができる
でしょうか。
何回かパンデミック:新たなる試練をゲームしましたが、なかなか面白いですね。
プレイ人数、対象年齢、プレイ時間
ボードゲーム「パンデミック:新たなる試練」は、
プレイ人数:2〜4人用
対象年齢:13歳以上
プレイ時間:約45分
です。
2人からですし、プレイ感はそんなに重くないので、ボードゲーム初心者の方でも入りやすいと思います。
対象年齢13歳以上ですが、小学2年生でもなんとかゲームに参加できました。(親主導でしたが。)
パンデミック:新たなる試練のルール
「パンデミック:新たなる試練」は協力ゲーム。
勝利条件と負け条件
勝利条件:4つの病原体の治療薬全てを発見!
負け条件は
- 合うブレイクを8回発生させた
- 病原体のコマを置こうとした時、病原体コマが足りなくなった
- プレイヤーカードを引かないといけない時に、プレイヤーカードがなくなった
プレイヤーの役割とか
ゲーム開始前に、プレイヤーの役割を役割カードで決定します。
科学者、検疫官、作戦エキスパートなど7つの役割からランダムで割り当てられます。
プレイヤーが行うこと
プレイヤーは自分のターンで4アクションを実行することができます。
4アクション終わったら、プレイヤーカードを2枚引きます。(手札は7枚まで)
そして、感染の処理を行います。(感染率表の数字の枚数感染カードを引いて、引いたカードの場所に病原コマを1つずつおきます。)
アクションの内容
アクションは以下の8アクションから選びます。
- 隣に移動
- カードを捨て札にしてそのカードの都市に移動
- 自分が今いる都市のカードを捨て札にして好きな都市に移動
- 調査基地にいる場合、他の調査基地がある都市に移動
- 調査基地の設置: 自分がいる都市カードを捨て札にして調査基地を設置できる。
- 自分がいる都市の病原体コマを1つ取り除く。
- 自分と同じ都市にいる他のプレイヤーに、現在いる都市カードを交換できる
- 治療薬の発見: 調査基地のある都市で、同じ色の都市カード5枚捨て札にして治療薬を発見する。
アウトブレイクとは
病原体コマは1都市に3個しか置くことができません。
4個目のコマはおかずに隣接する都市に病原体コマを1個ずつ置いていきます。
これがアウトブレイクです。
隣接した都市にすでに病原体コマが3個置いてあったら、さらにアウトブレイクしていきます。
8回目のアウトブレイクが起きたらゲーム終了になります。
エピデミックカード
プレイヤーカードの中に、「エピデミックカード」が存在します。
エピってしまったら、3つのことを行います。
- 感染率を上昇させる。
- 感染カード山札の一番下のカードを引いて、その都市に病原体コマを3個置きます。(根絶されていない限り)カードは捨て札置き場へ。
- 感染カードの捨て札にあるカードを表向きにしてシャッフルし、感染カードの山札の上に置く。
一気に病原体コマが3個都市に置かれるし、すでに病原コマが置いてあるであろう都市からまたカードを引かないといけないし、凶悪なカードなエピデミックカードです。
パンデミックをやってみた(リプレイ編)
ボードゲーム「パンデミック新たなる試練」をやってみた(リプレイ編)は、次回。
パンデミック、何回やっても勝利した記憶があるような無いような。
パンデミック拡張版とか
拡張版について
ボードゲーム「パンデミック:新たなる試練」には、いくつか拡張版が販売されています。
例えばこちら。
「パンデミック:迫りくる危機」で拡張すると、
- 病原体が猛毒性の病原体に変異
- 第5の病原体が発見
- プレイヤー1人が行減退をばら撒く「バイオ・テロリスト」
の3つの要素が追加されます。
バイオ・テロリストはまさしく今の新コロナ状態ですね。
スピンオフなど
ボードゲーム「パンデミック:新たなる試練」には、いくつものスピンオフボードゲームが販売されています。
例えばこちら、「パンデミック:イベリア(Pandemic:Iberia)」
※2020年5月1日の段階で日本語版は中古販売のみの取り扱いです。
イベリアの舞台と対象年齢
ボードゲーム「パンデミック:イベリア」は、19正規のイベリア半島が舞台。
プレイ人数:2〜5人用
プレイ時間:45分
対象年齢:8歳以上
対象年齢が8歳以上なので、小学生から楽しめるのはこちらの「パンデミック:イベリア」でしょう。
新コロナでリアルパンデミック中に思う
新コロナがリアルパンデミックを起こしていますが、そんな中でボードゲーム「パンデミック:新たなる試練」のルールを見てみると、
「やっぱりパンデミックは治療薬を開発しないと止まらないんだなー。」と思わされますね。
実はこのボードゲーム「パンデミック」、面白いのですが、やり方によってはちょっと盛り上がりにかけてつまらないと思う場合もあります。
私が何回か遊んでみた中で、プレイヤーの配役などによっては、「あれ?なんかつまらないかも。。。」と思うことがありました。
そんな時は、世界地理の勉強とパンデミックの仕組みを学んだと割り切って仕舞いましょう。
早く新コロナウイルス感染が収束しますように。