前回(>>こちら)は、ルール説明などで終わってしまったので、今回こそリプレイ編。
対戦者は、私と旦那の2人です。
Contents
「交易王」1回戦、開始!
開始して少しした頃の場面です。
旦那が貨幣を2金手に入れています。
なぜか手番決めの時のじゃんけんで旦那ばかりが勝ちます。
毎回旦那からですよ。ええ。
私のターン!
藍の商品カードが2枚になったので、手順1で商品コマの色を青にして(1つはすでに青だった)、準備万端。
手順2で藍の商品カードを出しました。
ここで、
場札: 藍、藍、麻、胡椒、塩、棉
私の商品コマ: 青、青
旦那の商品コマ: 黄色、茶色
ということで、私は見事4金ゲット!
旦那に貨幣を分配?することなく貨幣ゲットです。
貨幣は最初は持っていないので、特殊カードを買いたければ、ひたすら地道に稼ぐしかありません。
途中経過
まずは旦那が商館を8金出して買いました。
手順の一番最後に商品カードを1枚引くことができる特殊カードです。
次に私も追うようにして商館を購入。
ゲーム序盤は、貨幣をセーブするよりひたすら投資!
そして、旦那が荷役を12金払って購入。
荷役かあ。
船が2隻の時点での荷役は、どこまで功を奏するでしょうか。
場札がえらいことになっています。
場札: 麻2枚、綿4枚
私の商品コマ: 黄色2つ
旦那の商品コマ: 緑2つ
先ほどの旦那ターンで綿で荒稼ぎされた後です。
旦那は荷役を持っているので、商品コマを1度に2つ交換ができます。
つまり、私にとっては旦那がどの種類のカードを持っていて狙っているのか予測できない状況。
(全然狙っていない商品コマを置いて商品カードを引いて手番終了→次の自分の手順で狙いの商品コマに全て置き換える、ということができる。)
そうか、荷役ってそういう使い方ができるのね。
私は荷役がないので、手順1でちまちま1つだけ商品コマを交換していきます。
これは、麻カードを出した後、商品カードを引いたらまた麻でラッキー!という場面。
(次の自分の番までに場札に大変動がなければ、商品コマを交換する手間なく稼げるから。)
場札だけ見たら綿カードで稼ぎたいところですが、旦那が緑の商品コマ2つを置いているので見送りです。
さっさとその緑の商品コマを他と交換しておくれよー、と思う。
途中経過2
旦那がウハウハと商品コマを2つ交換するのが羨ましくて、私も荷役を購入。
旦那はしばらくはお金稼ぎに奔走。
その間に私は船も購入してみた。
これで船が3つ。
ゲームも佳境に入ってきました。
なぜかこのタイミングで、旦那が11金払って協定を買いました。
自分に収入があった時にプラス2金もらえるという特殊カードです。
なぜ、今さら協定?
だいぶ山札なくなってきていますが、大丈夫なのでしょうか。
お互い商館を持っているので、決算なしだと1回に3枚商品カードを引けるから、後数ターンで終わりそうなんだけどな。
場札:銅3枚、藍、胡椒、塩
私の商品コマ: 茶色2つ、赤1つ
旦那の商品コマ: 青1つ、白1つ
私の手札に塩が2枚あって、場札にも1枚ありますが、旦那が商品コマで白を置いているのでスルー。
ここで私がやるべきは、
手順1で商品コマを2つ赤にして、手順2で銅カードを1枚出すことでしょう。
全部商品コマを同じ色にしてしまうと、次の旦那のターンでのおこぼれ狙いや阻止ができないけど、ここはお金稼ぎに走ります。
これで4枚×商品コマ3つで12金ゲットです。
1回戦終了、結果
旦那が最後の山札を引いたので、ゲーム終了です!
(場札右下の山札がなくなっているのがわかるでしょうか。)
旦那で始まり旦那で終わる。
なんか不公平感がありますが、誰で終わるかわからないのもこのゲームの醍醐味なのでしょう。
お互いに手持ちの商品カードが2枚。
私が胡椒で決算した後、旦那が藍で決算して、商館を使って商品カードを引いてゲーム終了、といったところでしょうか。
このゲームは、いくら商品カードや船などの特殊カードを持っていても、貨幣を持っていないと勝てないゲームなので、投資し過ぎても貨幣がないと勝てないんですね。
では、貨幣を数えて見ましょう。
中盤は荷役をうまく利用してかなり稼いでいた旦那。
終盤は、協定で決算のたびにプラス2金を荒稼ぎしていた旦那。
負けた気がするけど、微妙なところです。
勝敗の行方(1回戦)
旦那: 50金
私: 58金
なんと、勝ちました!
勝ったと思っていた旦那は、「なぜ負けたのか。」と腑に落ちない様子。
おそらく、勝敗の決定打は旦那の遅すぎる協定カード購入にあると思われます。
11金払って購入したものの、元を取る前にゲームが終わってしまったのではないかなと。
まだ時間に余裕があったので、2回戦を行うことにしました。
「交易王」2回戦、開始!
2回戦開始直後の場面。
場札の6枚は、それぞれが商品コマを置く前に出すのが正式なルールです。
これは、商品コマを置いた後に場札を置いたがゆえにこうなっています。
場札: 藍3枚、塩2枚、麻
私の商品コマ: 緑、赤
旦那の商品コマ:茶色、赤
私の手持ちの商品カードは、銅、綿、塩。
場札、偏りすぎ!
もうちょっとちゃんと商品カードをバラバラにしておかないと、こうなってしまうんですね。
旦那の商品コマに青があったらヤバかった。
どうやらこの場札はお互いにとってよろしくない様子。
途中経過
旦那がまず、12金を払って荷役を購入。
私は8金を手に入れてすぐに商館を購入。
そして、さらに11金を払って協定を買ってみた。
この協定がどれほどの効果をもたらしてくれるのか、実験です。
何か場札がすごいことになってますね。
旦那のターンで
場札: 銅4枚、麻
となりました。
私の商品コマ:赤、黄色
旦那の商品コマ:赤2つ
旦那は私に貨幣がいってもなお得になると考えたようで、
旦那は10金、私は5金ゲット!
その後の私のターンで協定を買ってみた場面ですね。
1回戦、2回戦ともに、協定は自分の決算時のみだけだと思っていたので、ちゃんとしたルール(他のプレーヤー決済時でも貨幣獲得したらプラス2金)でやっていたらもっと稼げてたかも。
あ、ちなみに1回戦では、旦那が協定を手に入れたあとに、私の決算で旦那も貨幣を獲得するというシーンがなかったので、1回戦の勝敗には影響せずです。
途中経過2
旦那は次に船を10金払って購入。
一方の私は、荷役を12金払って購入。
中盤終わり頃で12金は大きい出費。
そして、旦那は今回は船をひたすら増やす作戦に出たようです。
終盤に入って、思い切って船を買ってみた私。
現在、
旦那:船4隻、荷役
私:船3隻、商館、協定、荷役
今まさに旦那が商品コマを交換しているところですね。
先ほど私は、
商品コマ2つを青に交換して、藍カードを1枚出して決算しました。
協定を持っているので4金ゲット。
小金でも塵も積もれば山となる狙い。
協定カードがありますし。
本当は綿カードを出したかったけど、旦那が緑の商品コマを3つくらい置いていたので断念しました。
さて、旦那は商品コマを緑から何かの色に交換するようです。
第2回戦、終了
最終的に、旦那がさらに船を増やし、
旦那:船5隻、荷役
私:船3隻、商館、協定、荷役
で終了。
最後の場面。
私のターンで終了しました。
最後は旦那に少し利益が行こうとも、胡椒で決算。
旦那は4金、私は4枚×コマ3つプラス2金で14金ゲット。
船が5隻もあると、かなり商品コマの色をばらけて置かれてしまい、どう頑張っても旦那にも貨幣が行ってしまうのが口惜しい。
私の手持ち商品カードが多く残っているのは、早くゲームを終わらせたかったので、不必要に決算せずに商品カードを3枚取ったりしたから。
勝てると判断した時にゲームが終わって欲しいと思うのもまた戦略なのかどうか。
勝敗の行方(2回戦)
旦那: 51金
私: 72金
また私の勝利!しかも圧勝。
旦那曰く
「船をひたすら増やしていったらどうなるか実験してみた。勝とうと思っていなかった。」
そうです。
2人プレーでは50金前後稼ぐのが普通だったんですけど、
初めて72金なんて高額を叩き出しましたよ。
おそらくは、早い段階で協定を手に入れたことが功を奏したようです。
他の人の決済時でも収入を得たらプラス2金ルールをちゃんと適応していたら、もうちょっと稼げていました。
「交易王」、感想・レビュー
2人プレーで何度やっても面白い!
長くても30分くらいで終わるので、少し時間がある時に2人でやるゲームとしては最適です。
案外、2人で遊べるボードゲームって少ないんですよね。
ルールもそこまで煩雑ではなく(それでもいくつか間違えてたけど)、
かといって毎回同じようなゲーム展開で飽きてくるとかは今のところなくて、
商品カードの出方や自分の戦略によって変わってくるので毎回面白い。
4人プレーを一度やったことがあるのですが、
プレーヤーが4人になると、特殊カードが船以外2枚ずつしかないので奪い合いになるんです。
欲しいと思った特殊カードを先に買われてしまうと、行き詰まってしまったり。
他の人に貨幣が行かないようにと思っても、4人もいたら難しいですしね。
かなり戦略が問われるようになります。
「交易王」、小さなゲームですが、場所も取らないし、ライトゲームな位置づけでしょうか。
我が家ではなかなか高評価なゲームです。