クロス抱っこ紐を手作り!スリングをリメイク編【作り方】

 

 

以前、月齢やシーンごとに複数個の抱っこ紐を使い分けることがオススメだと書いたのですが、(>>こちら

今回はスリングからクロス抱っこ紐を作る方法を書いていきたいと思います。

そう、クロス抱っこ紐って手作りで作れるんです!

 

ズボンからスリングを手作りしたこともありますが、今回はスリングからのリメイク方法です。

 

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スリングからクロス抱っこ紐へリメイクのきっかけ

姉からスリングをお下がりでもらっていたのですが、私は使い方がいまいちよくわからずにお蔵入りしていました。

購入してから10年くらい経ってたので売ろうにも売れないし、どうしようかと思案した結果、クロス抱っこ紐にリメイクすることにしました。

 

ファムべリーのスリング

姉からのお下がりスリングは、ファムべリーのスリングでした。

しじら織の生地で、10年経って色褪せてもまだまだ使えそうです。

 

 

リメイク後のクロス抱っこ紐は、こんな感じです。

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余り布でスリープカバーを作ったのですが(丸まっている部分)、使いませんでした。

背当て部分にはゴムとファスナーが付いています。

元がスリングの生地なので薄手ながらにしっかりしています。
生地のつなぎ目は輪にするところだけなので、ほつれていく心配もほぼありません。

 

この写真の出来上がりサイズは、肩幅13cm、1周134cmです。

1周のサイズは体型に合わせて変えてください。

このサイズは163cm細身用です。

 

 



実際の作り方です。

見辛くてすみません。

 

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PDFファイルはこちら>>スリングからクロス抱っこ紐へリメイク1

 

<作り方>

1、スリングから、142cm×28cmの長方形を2枚切り出します。

端の三角部分は背当てに使います。

※142cm切り出せないときは、綿が入っている部分も使用するために、その部分のつなぎ目を丁寧に取って使用します。

 

2、142cm×28cmの長方形を裏表にして半分に折り、合わせた端を縫しろ1cmでミシン縫い。

※接着芯をつけるときは、この時点でつけます。

 

3、表に返します。

4、片方の端を2cm折り込んで、仮縫いしておきます。

 

5、ひねりを入れながら(脇腹に沿うように)、輪にします。

折り込んでいない方を、もう片方の中に入れ込みます。

6、2つの布を肩にかけてみて、長さを調整します。

お腹のおヘソ下の前あたりでクロスするようにして、仮縫いします。

(赤ちゃんのお尻が乗るクロス部分が、おへその下あたりに来るぐらい。)

 

身長163cm細身の私のサイズは、1周134cmでした。

 

7、試着を改めて行い、長さを決定します。

できれば実際に赤ちゃんを落とさないように気をつけて抱っこしてみてください。

ぬいぐるみだと重さが足りずに、重さで下がる分がわからないためです。

 

8、長さが決まったら、ミシンで縫います。

ほつれてこないように、かなり頑丈に。

9、2つの布(輪)を合わせて縫います。

※直角に合わせます。

※輪の縫い目同士を合わせて縫えば、縫い目が目立たなくなります。

※合わせて縫うのは1箇所だけです。

 

<背当ての作り方>

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PDFファイルはこちら>>スリングからクロス抱っこ紐へリメイク2

 

1、背当てにゴムをつける場合は、ゴムを少し引っ張りながら両端を縫い付けます。

※私の背当てのゴム部分の出来上がり長さは約25cmでした。

 

2、ゴムを布で包むように上から布を3つ折りにして、ミシンで縫います。

ゴムをつけない時も、布はし処理のために3つ折りしてミシン縫いします。

 

3、三角の片方部分を本体の2枚をクロスして縫い付けたあたりにミシンで縫い付けます。

 

4、ファスナーをつけるか、そのままもう片方も本体に縫い付けるかします。

5、もし余力があれば、余っている布でボタンをつける部分をつけて、スナップボタンやプラスナップなどのお好きなボタンをつけて、本体とボタンで着脱もできるようにします。

(ファスナーだけだと勝手に開いてきたら恐いので。)

 

こんな感じです。

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外したところ。

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ファスナーは表から見てファスナーが見えないように三角布を重ねて縫ってあります。

ボタンはプラスナップです。

 

正直、ファスナーを開け閉めしなかったので、両側とも背当てを縫い付けてしまえば良かったです。

結構苦労してファスナーやプラスナップをつけたのに、なー。

 

ファスナーをつける場合は、金属製などのしっかりしたものがオススメです。

やわなファスナーだとたまに壊れてしまうことがあるそうです。

 

 

クロス抱っこ紐の裏側です。

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ボタンは、安全面を考えて、内側からとめるようにしました。


スリングをクロス抱っこ紐にリメイク、利用してみて

私は接着芯なしで作りましたが、かなり布がヨレヨレしてしまい、背中部分がいつもどこかにいってしまうのがかなりの難点でした。

 

かといって、背中部分も縫い付けてしまうと調整がきかなくなってしまう。

悩んだ挙句、こうしました。

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背中部分に、余り布をつけて、布が可動しつつも動きを制限するようにしました。

これで問題解決です。

 

ズボンリメイクの時はこんな問題はなかったので、おそらく接着芯をつけてしっかりさせておけば良かったのかなとも思います。

 

 

 

このクロス抱っこ紐、本体が軽いのとかさばらないので、つけっぱなしにしておいても問題なくて楽でした。

(カーディガン1枚羽織っている感覚)

抱っこした時も、背中のクロス部分と幅広の肩布で赤ちゃんの体重を分散してくれるのでかなり楽!

 

布を買ってクロス抱っこ紐を作ろうと思っても、142cmもの布を買うのかと尻込みし、というか強度のある布って何?と思い悩み、売り物を買ったほうが早いんじゃないかと思ったことがあります。

 

スリングなら布の強度が元からあるので、問題なし。

お下がりのスリングなのでお金もそこまでかからず手作りできて、しかも使ってみたらかなり使い心地が良くてヘビーユーズしておりました。

 

お蔵入りしているスリングをお持ちであれば、クロス抱っこ紐にリメイクしてみてはいかがでしょうか。

 

 



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抱っこ紐
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