我が子が1年生も終わりに近づいた2月、春休みにそろばんを家で教えてみようと楽天でそろばんの教材を購入。
そろばんは実家に眠っていた30年近く前のが使えたので、それを使用しています。(購入して使い込む前に別のそろばんを購入したので綺麗。)
そろばんの教材を購入した後、新コロナのおかげで一斉休校になり、休校は延期に延期を重ねて、
そろばんだけではなく、ホームスクリーングか?と思うような我が家の現状です。
Contents
そろばんは家で親が教えられる?
そろばんって習い事のイメージですよね。
もちろん我が家もお金があったらそろばんを習わせていたと思います。が、すでに英語とピアノを我が子たちに習わせているため、懐が寒い寒い。
で、「そろばんって家で親が教えられるかも?」と思って、楽天で教材を購入。
新コロナで休校の期間を使って、我が子にそろばんを教えてみました。
結論
結論は、親がそろばんができるならある程度は教えられます!
正直教える親がそろばんやったことないと無理だと思います。
それか、子どもに教える前に親がやってみて覚えてから教える、ならまだいけなくないかなと思います。
私自身は、小学生のころにそろばんを習っていて、そろばん初段、暗算2段を取りました。
なので今でも計算は得意。
そろばんを教えようと思ったきっかけ
我が子に一年生の間一年かけて、計算問題の本を一冊やらせました。
でも、正直計算というかあれ?大丈夫?と思うことがあったんです。
2桁の計算できているようだけど、桁上がり下がりがあいまい
我が家に1年生の1年間かけて算数の本をやらせていました。
しかし、何度やらせても同じところでつまづく。例えば、
□ + 13 = 27
という問題があるとして、「表示されている数字を使って足したり引いたりすれば□の部分(答え)がわかるよ。」
と何度教えてもダメ。できない。
たまにできている問題があっても、何度も同じ容量の問題でつまづく。
気が付いたのは、
一の位と十の位などの、位の考え、桁の上がり下がりがあいまいすぎる
ということでした。
もちろん一桁の計算はできます。ただ2桁になるととたんにヘタれる。
これ以上、2桁の計算をただ繰り返しても何も身につかないかもしれないなーと思いました。
なのでそろばんをやらせることにしました。
そろばんを我が子に教えてみてわかったこと
そろばんを我が子に教えてみていくつかわかったことがあります。
使用している教材はこちら「ちびっこそろばん」セット↓
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教材セットで一通りの足し算引き算ができるようになる
「ちびっこそろばん」テキスト4冊すべてこなすと、一通りの足し算引き算ができるようになります。
逆に言うと、4冊すべてやらないと足し算引き算ができるようにはならないです。
「ちびっこそろばん」テキストは4以上もあって12まであります。
足し算引き算だけやりたい人は、このセットで十分ですが、掛け算割り算まですべてやりたい人は、こちらの0〜12までセットをおすすめします。
結局私は個別で「ちびっこそろばん」4以上を買い足しました。
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4冊やり終えるまでのペースは?
いつから始めたかを記録してなかったですが、確か3月中旬ごろそろばんを教え始めました。
まだテキスト4冊終わっておらず、たぶん5月中には終わるかな。
途中おさらいプリントをやらせたりしてたのですが、いったん教材を終えてしまおうと思って、テキストだけに切り替えました。
週に6日間くらい、1日にだいたい50〜60問が集中力の限界らしい。
今4月下旬ですが、昨日教材の4冊目に入りました。
「5だけがある状態で9を足すには?」とかを新たに学んでいます。
「ちびっこそろばん」3のテキストの中身はこんな感じ。
おさらいプリント必要?
テキストだけで良くない?と思われる方もいると思いますが、おさらいプリントの内容はこんな感じ。
テキストより若干難易度が上がる感じで、見つけるにはおさらいプリントがあった方が良いと思いました。
そろばんのルールは左から!
今まで気付かなかったんですけど、そろばんって左側からが基本なんですね。
しかし、そろばんは左側から解いていくのがルール。
気付いたとき、ああだからひっさんを教えるとき違和感なんだなあ、と思いました。
そろばんは桁が可視化される
そろばんの良いところは桁が可視化されているところ。
起点が一の位、左隣が十の位で、、、、となっている計算機なので、今自分がどの位を計算しているのかが目で見てわかるのです。(計算しているときに、いちいち今十の位を計算してるな、とか思いませんけど。)
そろばんはルールさえ身につければOK
そろばんはルールさえ覚えてしまえばOK。
ルールに従えば自動的に足し算引き算の答えが出るのです。(我が家はルール通りにそろばんはじいたら答えが出て、おもしろい!と言ってます。)
例えば、足せない2は3を取って5を取って10を入れる、とか。
逆に言うと、ルールをうっかり忘れると計算できなくなります。
なので、
なぜそのルールなのかは考えるのではなく、ただただ反復してルールを身に付けるしかありません。
新しいルールが出てくると、過去覚えたルールを忘れる
これはそろばんあるあるというか、なんでもあるある。
新しいルールが出てくると、過去覚えたルールを忘れたり、似たようなルールとこんがらがってしまって訳分からなくなることもあります。
そういう時は無理せずに、わからなくなった(忘れた)ルールに戻ります。
戻って覚えて先に進めるなら進んでも良いですし、やる気をなくしてしまったら復習して終わっても大丈夫です。
大切なのは本人が「もうそろばんなんかやめる!」って言い出さないようにモチベーションを保つことで、無理矢理進めるのは身につきません。
足し算引き算のすべてのルールを覚えてるのに時間かかる
自分の記憶があいまいなのですが、私は2年生の6月にそろばんを始めて、夏休みには掛け算に入るために九九を必死こいて覚えた記憶があります。
泣きながら覚えたつらい過去です。
それを思うと、我が子のペースは早いのか?遅いのか?謎です。
案外自分が思う以上に足し算引き算のルールを覚えるのに時間がかかるなーと思う印象です。
公文(算数)と比較してそろばんっておすすめ?
個人的にはそろばんを我が子に教えてみて
公文(算数)よりそろばんの方がおすすめ!
と思います。
ただし、そろばんのルールが覚えきらない子は公文がおすすめ。
公文もそろばんもひたすら似た問題を解き続けます。飽きる子が出てくるのはどちらも同じ。
ですが、そろばんは指を使うのと、そろばんで数字が可視化されて計算のイメージが付きやすいのがメリットなんです!
そろばんって右脳を使うから良いんですって。
公文の採点を仕事でたまに行いますが、そろばんができる自分としてはそろばんがイメージできない人がどのように計算しているのか想像がつかなくて、
2桁以上の問題をひっさんで教えてもまどろっこしいなあと思ってしまうのです。
(そろばん左側から、ひっさん右側からで教える時戸惑うし。どう教えたものかと。)
そろばんを始めて、我が子は位の考えがはっきりわかったようです。
計算力はついてきたなあとしては思います。
そろばんはノーマルそろばんがおすすめ
そろばんを初めての子に買い与える時は、ノーマルの23桁のそろばんがおすすめです。ケース付きがおすすめ。((なないろ館)そろばん 算盤 23桁)
ワンタッチ式そろばんもありますが、最初は指をならせるためにノーマルで計算するがおすすめです。
私が昔そろばん習っていたころ、ワンタッチ式そろばんは一級合格しないと使えないルールでした。
(訳あってそろばんをダメして買い替えたすぐに一級合格してワンタッチ式に変更した。)
なので我が家にはノーマルそろばんもワンタッチ式そろばんも両方ありますが、我が子にはノーマルそろばんを使わせています。
私のワンタッチ式そろばん、雲州堂そろばんで値段高いやつなのです。
そろばんの試験って個人で受けれる?
全珠連のそろばん検定ってそろばん教室通さずとも個人で受験できるんでしょうか。
いつか我が子にそろばんの級を取らせてみたいものです。
本人のやる気が続けば良いなー。
今のところ、テキスト4冊目に入って、桁の上がり下がりは理解したようです。
そろばんやらせてみた甲斐はありました!